大三島と生口島を結ぶ多々羅大橋のすぐそばに位置する道の駅・多々羅しまなみ公園は、しまなみ海道サイクリングの中間地点に当たる重要な休憩スポットです。「サイクリストの聖地」のモニュメントが設置されており、世界中から訪れるサイクリストが記念撮影をする場所として知られています。地元産の柑橘・海産物の直売所も充実しています。
GUIDE
道の駅 多々羅しまなみ公園の見どころ・歩き方
写真と一緒に、回り方のコツをまとめました
道の駅 多々羅しまなみ公園とは——サイクリストの聖地
しまなみ海道を自転車で走る人なら、ほぼ必ず立ち寄る場所があります。大三島と生口島の境界に架かる多々羅大橋のほど近く、大三島側に位置する「道の駅 多々羅しまなみ公園」です。
しまなみ海道のほぼ中間地点に当たるこの道の駅は、尾道・今治どちらから走ってきても「折り返し点」や「中間チェックポイント」として機能します。サイクルスタンド・水場・休憩スペースが整備されており、多くのサイクリストが補給・休憩・記念撮影のために立ち寄ります。
「サイクリストの聖地」碑——世界から集まるサイクリストのランドマーク
道の駅の一角に設置された「サイクリストの聖地」と刻まれたモニュメントは、しまなみ海道がサイクリングロードとして国際的に評価されていることを象徴しています。
このモニュメントは2014年に設置されたもので、CNN(米国の報道機関)が「世界で最もすばらしい自転車道7選」にしまなみ海道を選んだことを記念したものです。国内だけでなく台湾・欧米・東南アジアなど世界各地からサイクリストが訪れ、このモニュメントの前で記念写真を撮ることは「しまなみ海道サイクリングの証」のような意味を持っています。
多々羅大橋の眺め
道の駅から見上げる多々羅大橋は、その優雅な形状で訪れた人の目を引きます。多々羅大橋は斜張橋(ケーブルが塔から斜めに張られた構造)で、主塔の高さは226mに達します。完成時(1999年)には世界最長の斜張橋でした。
橋のたもとから見上げると、ケーブルが扇状に広がる様子が間近に確認でき、橋の構造美を実感できます。橋を自転車で渡る前後に、この場所から全体像を眺めておくと、走行中の体験がより豊かになります。
橋のケーブルに耳を近づけると「タタラの音」と呼ばれる風の振動音が聞こえることがあり、これを体験するためだけに訪れる人もいるほどです。
直売所——大三島・瀬戸内の味覚
道の駅の直売所では、大三島産をはじめとした瀬戸内の農水産物が販売されています。
柑橘類:大三島はみかん・レモン・伊予柑・甘夏など多種の柑橘を産し、旬の時期には採れたての柑橘が並びます。サイクリング中の補給食として、みかんやポンジュースを購入するサイクリストも多くいます。
海産物・加工品:鯛・タコなど瀬戸内の海産物を使った加工品や、地元の食材を活かした惣菜も並びます。
ソフトクリーム・スイーツ:柑橘系のソフトクリームや地元産のジュースは、サイクリングの補給に人気の定番メニューです。
サイクリスト向けの設備
道の駅にはサイクリストを意識した設備が整っています。
- サイクルスタンド:自転車を安全に立てかけられる専用スタンドが複数設置
- 空気入れ・工具:タイヤの空気補充や簡単なメンテナンスに対応(要確認)
- 水場・トイレ:走行中の補水・休憩に対応
- 休憩スペース:屋外のベンチ・テーブルで休憩しながら多々羅大橋を眺められる
しまなみ海道のサイクリングは補給ポイントが島ごとに分散しているため、ここでしっかり休憩・補給することが長距離走行の鍵になります。
大三島・大山祇神社との組み合わせ
道の駅から大三島の内陸方向へ進むと、日本総鎮守として知られる大山祇神社があります。道の駅を起点に、大山祇神社を参拝してから多々羅大橋を渡る(または戻る)プランは、大三島観光の定番ルートです。
大三島は島内に見どころが分散しているため、自転車で島内を一周しながら道の駅→大山祇神社→島の海岸線と回るのが効率的です。
アクセスと位置関係
しまなみ海道を自転車で走行する場合、尾道から数えると概ね70km前後の地点が多々羅しまなみ公園の位置に当たります(個人の走行ルートにより異なる)。今治からは約30kmです。1日でしまなみ海道を走り切る場合も、この付近で昼食・休憩を取るペース配分が一般的です。
車でのアクセスは大三島ICから約10分。大型駐車場を備えており、自転車旅行と車の組み合わせで来る人にも対応しています。
基本情報
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