サンライズ糸山は、愛媛県今治市に位置するしまなみ海道の今治側のサイクリングターミナルです。来島海峡大橋の愛媛側アクセス道路のほど近くに立地し、レンタサイクルの貸出・乗り捨て返却、自転車の整備、休憩・宿泊施設が整っています。「今治スタート」のサイクリングは実質ここから始まります。
GUIDE
サンライズ糸山の見どころ・歩き方
写真と一緒に、回り方のコツをまとめました
サンライズ糸山とは——しまなみ海道の今治側の入口
しまなみ海道を今治側から走り始める場合、実質的なスタート地点となるのがサンライズ糸山です。来島海峡大橋の愛媛側アクセス路のほど近くに建つこの施設は、レンタサイクルの貸出・返却窓口、休憩スペース、展望台、そして宿泊設備を備えたサイクリスト専用の拠点施設です。
名称の「糸山」は施設が建つ丘の地名で、来島海峡大橋を見上げる絶好の位置にあります。展望台からは来島海峡と大橋の全景が近距離で望め、サイクリング前後の立ち寄りスポットとしても機能しています。
レンタサイクル——しまなみ海道の乗り捨てシステム
サンライズ糸山の最大の機能はレンタサイクルです。今治から尾道まで(またはその逆)のしまなみ海道サイクリングは、自転車を自分で持ち込まなくても、各島の主要港・ターミナルに設置されたレンタサイクルステーションを利用することで楽しめます。
このシステムの最大の特徴は「乗り捨て返却」が可能な点です。たとえば今治のサンライズ糸山で借りた自転車を、尾道の返却ステーションで返すことができるため、一方向の旅程でも自転車旅行が成立します。逆方向(尾道→今治)も同様です。
サンライズ糸山で借りられる主な自転車の種類:
- クロスバイク(最も一般的。初心者〜中級者向け)
- ロードバイク(速く走りたい人向け)
- 電動アシスト付き自転車(坂道が不安な人・体力に不安がある人向け)
- タンデム自転車(2人乗り・要事前確認)
繁忙期(春・秋の連休、夏休み)はクロスバイク・電動アシストが早期に満車になることがあるため、事前予約が強く推奨されます。
来島海峡大橋へのアクセス
サンライズ糸山から来島海峡大橋の自転車・歩行者道の入口(今治側)までは、施設のそばから整備された専用道でアクセスします。橋の入口までは若干の上り坂があり、初めての方は「最初の坂がきつい」と感じることがあります。
来島海峡大橋は3つの橋(第一・第二・第三大橋)が連続して架かる全長約4kmの橋梁群です。橋の上から見える来島海峡の流れ、大島や伯方島の島影、遠くの四国山地——しまなみ海道の旅の始まりとして、これ以上ない景色が展開します。
展望台からの眺め
サンライズ糸山の施設には展望台が設けられており、来島海峡大橋を比較的近い距離から見上げるアングルで眺めることができます。サイクリングを始める前に展望台に立ち、これから渡る橋の全景を確認しておくのも旅の始まりの儀式として人気があります。
亀老山展望公園が橋を「上から俯瞰」するのに対し、サンライズ糸山の展望台は橋を「ほぼ同じ高さから見る」アングルで、橋の構造やスケール感を実感しやすいビューポイントです。
宿泊施設——前泊・後泊に便利
サンライズ糸山にはゲストハウス形式の宿泊施設が併設されています。翌日にしまなみ海道サイクリングを始めたい人の前泊地、または今治側でサイクリングを終えた日の後泊地として利用されています。
サイクリスト向けの設備(自転車保管スペース・シャワー等)が整っており、輪行袋に入れた自転車の保管にも対応しています。宿泊は人気があるため、長期休暇前後は早めの予約が必要です。
アクセスと今治市街との関係
今治駅からサンライズ糸山へは、コミュニティバスまたはタクシーで約15〜20分です。今治城や今治駅周辺の商業エリアとは車・バスで移動できる距離にあり、サイクリングの前後に今治市街の観光を組み合わせることも可能です。
駐車場も整備されており、マイカーでアクセスしてサイクリングを始める人にも対応しています。帰りは自転車を輪行(袋に入れて電車で運ぶ)するか、尾道から別の交通手段で戻る計画を立てると良いでしょう。
しまなみ海道の旅の「設計図」を描く場所
サンライズ糸山は単なる出発点ではなく、旅の計画を整える場所でもあります。スタッフに相談しながらルートの確認、持ち物のチェック、天気の確認などを済ませてから出発することができます。
「しまなみ海道を自転車で渡ってみたい」という思いを実現するための最初の一歩を踏み出す場所として、多くのサイクリストの記憶に刻まれています。
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